こんにちは。スタッフの高橋です。
自転車と日の光は、なかなか切り離せない関係になっています。
私も初めてクロスバイクを手に入れてから、毎日のように乗り回したものです。
ある時、手の甲にできたシミに気づきました。20歳の頃です。とてもショックでした笑
そこから自転車というアウトドアスポーツを楽しみながら、いかに紫外線対策をするかという考えを持つようになりました。
今回は苦い経験をもとに勉強した紫外線対策について少し語ろうかと思っております。
紫外線とは
そもそも紫外線とは、、?
敵を理解しないと対策はできません。
UV (Ultra Violet)について
日光は波であり、その波長によって赤外線、可視光線、紫外線の3つに分けられます。
波長の長いものが赤外線、波長の短いものが紫外線、その間の肉眼で認識できる光が可視光線。
紫外線対策と言っておりますが、紫外線の中でもUV-A UV-B UV-Cと分けられます。
UV-Cは地表に到達しないとされているので、ここで問題となるのはUV-AとUV-Bです。
一番人体に影響を及ぼすのがUV-B、次点でUV-Aです。
UV-Aはシミ、シワの原因になり老化を引き起こします。
UV-Bは皮膚の赤みが出るなどの炎症を引き起こします。
UVカット
紫外線対策、UVカット
よく聞く言葉ですよね。
敵を知ればあとは対策するだけです。
UVカットの製品には指標があります。
見たことがあるけれど、違いがわからない方も多いのではないでしょうか?
主に使われる4つの指標について説明します。
SPF
SPFとは Sun Protection Factor の略
皮膚に赤みや炎症を引き起こすUV-Bを防ぐ効果の指標です。主に皮膚に塗る日焼け止めなどに使われています。
1〜50(50以上は 50+)とありますが
- 少しの外出、日常生活レベル:SPF10〜20
- 短時間の屋外スポーツ:SPF20〜30
- 長時間の屋外スポーツ、炎天下でのレジャー:SPF30〜50+
サイクリングやトレーニングをする我々はSPF30〜50+を選ぶべきでしょう。
PA
PAとは Protection Grade of UVA の略
シミ、シワの原因となるUV-Aを防ぐ効果の指標です。こちらもSPF同様、主に皮膚に塗る日焼け止めなどに使われています。
PA+〜PA++++の4段階に分けられ、+の数が多いほど効果が高くなります。
- 少しの外出、日常生活レベル:PA+〜PA++
- 短時間の屋外スポーツ:PA++〜PA+++
- 長時間の屋外スポーツ、炎天下でのレジャー:PA+++〜PA++++
これもSPFと同じくPA+++〜PA++++の物を選ぶと良いでしょう。
UPF
UPFとは Ultra Violet Protection Factor の略
UV-A UV-B 両方を防ぐ効果の指標です。こちらは主に衣類に使われます。
15〜50(50以上は 50+)
UPFは数値分の1の紫外線量に抑えられるという見方になります。
例えば、「UPF50」とあれば
UPF50着用で50時間分の紫外線量=素肌浴びる1時間分の紫外線量
となるわけです。
- 紫外線が弱い日:UPF15以上
- 紫外線がやや強い日:UPF25以上
- 紫外線が強い日:UPF30以上
紫外線の強さに関しては気象庁のホームページや天気予報で確認することができます。
紫外線遮蔽率
UVカット率とも呼ばれることもあります。UV-A UV-B 共に遮る割合を示す指標です。
こちらも主に衣類に用いられる指標です。紫外線を吸収、反射する物質をつかった繊維を使うことで紫外線遮蔽率を高めています。
表記の仕方は%です。
一般的に99%以上だと効果が高いとされています。
紫外線対策の重要性
皮膚の健康維持
紫外線は肌にダメージを与える可能性があります。適切な紫外線対策を行うことで肌の健康を維持し日焼け、シミ、シワの発生を防ぐことが出来ます。
皮膚がん予防
長時間、紫外線にあてられることは、皮膚がんのリスクを増加させる可能性があります。紫外線対策をすることで、皮膚がんの発生リスクを抑えることができます。
眼の健康維持
目は紫外線に非常に敏感です。長時間、紫外線にあたることは目の疲れやドライアイの原因となる可能性があります。帽子をかぶるだけでも約20%、UVカット付きの眼鏡やサングラスをかけると約90%も目への紫外線を防ぐことができます。
紫外線と疲労度の関係性
紫外線と疲労度の関係性については知った当初は半信半疑でした。
しかし、実体験や調べたことも踏まえて説明させていただきます。
紫外線は直接的に疲労を引き起こすわけではありません。
皮膚にダメージを与え乾燥や炎症を引き起こします。
その結果不快感や不調により疲労感が増します。
また、体温上昇にも関わってきます。
体温が上昇すると体は熱を放出しようとするので、体力の消耗に繋がります。
これも疲労の原因となるわけです。
紫外線は目にもダメージを大きく与えます。見えずらさやドライアイを感じることも疲労度と関係してきます。
実際、1日に同じ活動時間動いたとしても屋外にいると比較的疲れていることが多いと思います。
対策方法
これにはいくつかの対策方法があります。
サイクリング中でも実践できるものをいくつか考えてみました。
- 日焼け止めの使用
- 遮光性のある衣服の着用
- サングラスの着用
- 適度な時間帯の選択
- こまめな水分補給
日焼け止めの使用
日焼け止めに関しては上記のようにSPF 50+、PA++++の物を選ぶことをおすすめします。
アウトドアスポーツ向けの日焼け止めブランドを当店でも取り扱っていますので後ほどご紹介します。
遮光性のある衣服の着用
長袖ウェア、サイクルキャップを身につけることで、皮膚や目を紫外線から守ることができます。
その際UPFや紫外線遮蔽率をチェックすると良いでしょう。
サングラスの着用
目はとても紫外線の影響を受けやすく、物理的に目を保護する目的でもアイウェアは必須です。
当店では「100%」を取り扱っています。アウトドアスポーツ、サイクリングにもオススメのモデルもございます。
適度な時間帯の選択
紫外線の強さのピークは午前10時から午後4時までです。
その時間帯を避けることにより、比較的疲れも感じにくくなります。
こまめな水分補給
紫外線による暑さや脱水症状を予防するために、こまめに水分補給をしましょう。
水やスポーツドリンクを定期的に飲むことが大切です。
日焼け止めおすすめ
BRISA MARINA
今回ご紹介するブランドは「BRISA MARINA」です。
アウトドアボディケアブランドで、アウトドアライフを最大に楽しむためのUVカットシリーズを販売しています。
紫外線対策:UVA、UVBを最大限ブロック。SPF50、PA++++処方
保湿成分配合:アロエベラエキス、海藻由来エキス(ヒラアオノリエキス)、ヤシ油、プラセンタ、ハトムギ油、ユキノシタエキス、ツバキ種子エキス、他10種の植物由来エキス配合
環境保全:アロエベラを原料とすることで
宮古島のサンゴ礁の保全、森の植樹、ビーチクリーンアップ等のNPO団体「美ぎ島(かぎすま)宮古島」の環境活動へ還元
スプレータイプ
【アスリートプロUVスプレー】¥3,025-(税込)
・SPF 50+、PA++++
・顔、体、髪にOK
・ウォータープルーフ&スウェットガード
・保湿成分配合
・紫外線吸収剤フリー
・メイクした顔にもOK
スプレータイプの日焼け止めは一人で塗るには厳しい場所もカバーできます。
塗り直しが楽なのもオススメなポイントです
リップケア
【アスリートプロ UVリップクリームクリア】¥1,298-(税込)
・SPF32、PA+++
・保湿成分配合
紫外線ケアを忘れがちな唇もしっかりカバー。唇の荒れを防ぎます。
クリームタイプ
【アスリートプロEX UVクリーム】¥2,970-(税込)
・SPF 50+、PA++++
・ウォータープルーフ&スウェットガード
・保湿成分配合
スポーツ&アウトドアを愛する方に向けて生まれた日焼け止めクリームです。まさに自転車乗りにピッタリですね!
固形タイプ
【アスリートプロEX UVスティッククリア】¥3,080-(税込)
・SPF 50+、PA++++
・大きめで塗りやすい
・ウェアに色がついたり、白浮きの心配無し
・汗や水に強い
・保湿成分配合
固形の日焼け止めは漏れる心配がなく持ち運びに便利。
グローブを外さずに塗り直しできるのもオススメポイントです。
拭き取りシート
【アスリートプロEX クリアシート】¥550-(税込)
・15枚入り
・ウォータープルーフがしっかり落ちる
・汗のベタつきもスッキリ
・厚手でゴシゴシ拭ける
・保湿成分配合
日焼け止めや汗のベタつきも解決。ライド後シャワーが手軽に浴びれない時に最適。
最後に
いかがだったでしょうか。
紫外線対策の重要性について理解を深めていただけたら幸いです。店頭にいくつかテスターもご用意ありますので、ぜひ手に取ってみてください。天気予報を見ていると、酷暑の日が続きますのでしっかりと紫外線対策を行い、楽しいサイクリングライフをお過ごしください。