こんにちはスタッフの岡﨑です。先日MTBのコースがある吉無田高原にある緑の村に行ってきました。その際Levo SL COMPのアルミモデルとカーボンモデルを乗り比べたので、何が違うのかを解説します。
圧倒的な重量の差
当たり前ですが、重量はカーボンモデルの方が軽いです。この重量の差が何に影響するのか、気になりますよね。
Levo SL Comp Alloyの重量感
重量は19.7㎏(Largeサイズ)とすでに他社製のフルカーボンE-MTBよりもはるかに軽くなっております。しかしながら、Levo SL Comp Carbon に比べると少し機敏性に欠けます。
ジャンプ中の捻りや、リアのコントロールにはひと癖ある印象です。角度のあるバームでは、車体が起き上がりすぎると外に膨らむこともありました。
逆に、この重量感を掴んでしまえばダウンヒルも楽しくなります。バームでの荷重移動、空中での軸の取りやすさは、身軽なLevo SL Comp Carbonに比べるとダイナミックな操作ができます。
Levo SL Comp Carbonの重量感
重量はoogとアルミフレームに比べるとかなり軽く、フラッグシップではないにも関わらず他社を寄せ付けない軽さとなっております。
ペダルバイクに限りなく近い操縦性で駆け抜けることができます。アルミフレームとは違い癖もなく、ペダルバイクとの違いと言えば、ダウンチューブにバッテリーがあるため重心が少しフロントよりになっているくらいです。
重心がフロントにあることで上下の荷重移動は少なく済み、コーナリングでの食いつきは素晴らしいです。また、フレーム重量が軽いことでハンドリング性能はアルミフレームよりはるかに良く、ダウンヒルの際の劣悪な路面にも素早く反応ができます。
素材による性能の違い
アルミとカーボンでは当たり前ですが剛性も違います。その違いにより生まれる、操縦性や体感は大きく異なります。
カーボンはアルミに比べ芯のある動きと言うより、バネでパワーを増幅させるような動きをします。簡単に言うと、セクションの繋ぎやタイトなバームのパンピングで、カーボンでしか味わえない独特なしなりをつかってコントロールできるんです。
逆にアルミでは、フレームに芯があるような印象です。ダイレクトに地面を感じ、自分のパワーで動かした分だけバイクも反応してくれます。繊細なバイクテクニックも大事ですが、アルミフレームに乗る際は思い切った力業も重要だと、個人的には感じます。
※乗り手の技術やクセにより向き不向きもありますのでご参考までに
スタッフ岡﨑はどっち派?
私は乗り方次第ではカーボンを選ぶこともありますが、基本的にはアルミの方が好みです。
理由は、繊細コントロールよりもパワーと豪快なバイクコントロールが好きだからです。カーボンの軽さもすごく良いなと思いますが、元々BMXライダーということもあり、金属フレームのバイクの方が性に合うみたいです。(感覚的な話になってすみません)
もう1つの理由は、見た目です。溶接痕や質感など、金属フレームでしか表現できないこのルックスがとても好きなんです。カーボンのツルッとした見た目も好きですが、私はMTBなら無骨でガッチリした見た目が好きですね〜。
どっちを選べばいいのか分からない方へ
ここが、検討している方の1番大きな悩みポイントだと思います。
そんな方には、当店の試乗・レンタルサービス『BE SPECIALIZED』をおすすめします。
当店にはアルミとカーボンどちらのモデルも試乗車として置いておりますので、Levo SLの乗り比べをすることができます。
ー料金ー
1日:¥6,000(税込)
1カ月以内のご購入の方にはキャッシュバックが最大18000円分(3日分の試乗料金)あります。
また、試乗コース等は無いのでお好きなコースへ行くことができます。
まとめ
最後まで読んで頂きありがとうございます。
最終的には好みかなと思います。カーボン、アルミにはそれぞれの良し悪しがあり、そしてライダーにも向き不向きや好みというものもあります。
自分の好み、そして向き不向きがいまいち定まってなかったり、わからない方もいらっしゃると思います。そんなお悩みをお持ちの方はぜひ気軽にご相談ください。そういう時のためのショップ店員でもございます。
また、ご遠方であったり店頭に足を運ぶのが難しい方はメールやお電話での対応もしております。もちろん私の個人のインスタグラムへメッセージを送っていただいても構いませんよ!ご連絡お待ちしてます!