こんにちは。店長の平井です。

ゴールデンウィークもあっという間に終わり、日々の生活が戻ってきたのではないでしょうか。個人的には10年ぶりにゴールデンウィーク中に連休があり嬉しかったのですが、普段人混みに慣れていないせいか、少々疲れが残ってしまっています。

私のバイクもゴールデンウィーク明けには入荷するかと思っていましたが、もう少しかかりそうです。早く乗りたいなぁ〜。

以前もお話ししたかもしれませんが、最近はオフロードへ出かけることが多くなりました。短時間で自然を満喫できるので、リフレッシュに最適ですよ。そこで今回はお求めやすく、楽しめるアルミグラベルロード「DIVERGE E5 ELITE」の紹介です。

フレーム

フレームにはE5高品質アルミをフロントフォークにはFACTフルカーボンフォークを採用しています。アルミフレームの頑丈性を持たせつつも、軽量に仕上がっており、グラベルの醍醐味であるダートや砂利でも安定して快適な走りを実現させてくれます。

トップチューブやフロントフォークの両サイド、リアエンド付近にも“ダボ穴“があり、積載量はトップクラスのポテンシャルを秘めています。

ダボ穴とは、ラックやフェンダーを取り付けるためにあけられている穴のことで、キャンプツーリングなど荷物が多くなる時に便利です。パニアバックなどをつけて積載量を増やしましょう。

また、ジオメトリーにおいてもヘッドアングルは寝かせ、フォークのオフセットは長めにとり、フレームのリーチを伸ばしてあります。これにより荒れた路面でも高い安定性が確保させています。また、完成車のステムは短めのものを採用した事で、操作感は損なわないようにしてあります。

BBは安定性をもたらすために低く設定されていますが、650Bのホイールも履けるように設計されています。また、タイヤクリアランスも広めにとってあり、700×47C、650B×2.1インチも装着可能です。

コンポーネント/パーツ

変速やブレーキにはShimanoのグラベル向けコンポーネント「GRX 400」を採用しております。フロント2速、リア10速の仕様でフロント歯数は46-30T、リアは11-36Tとロードバイクでは考えられないようなギア比になっています。

ギア比とは？：フロント（クランク）のギアの歯数に対してのリア（ホイール）のギアの歯数の比率です。ペダルを一回転させた時にホイールが何回転するかを表す数値です。ギア比が大きいほどペダル一回転で多く進み、小さいほどあまり進めません。しかしそのペダルを一回転させるためにはギア比が大きいと、とても大きな”力”が必要になりギア比が小さいとわずかな”力”で済みます。

今回の場合・最大ギア比：46÷11=4.18 /最小ギア比：30÷36＝0.83

荒れた路面も想定しているギア比は、ダンシングが難しい路面の斜面ではすごく重宝します。

また、リアディレーラーにはオフロードでチェーン暴れを抑制するスタビライザーが装備されており、リアディレーラーにあるレバーをON/OFF切り替えることで調整可能です。

ブレーキはもちろん油圧ディスクブレーキ。フロント/リアともに160mmのディスクローターを採用。性動力もしっかりと考えられた仕様です。

ディスクローターは径が大きくなるほど制動力が増していきます。マウンテンバイクだと、180mmや203mmが使用されていることもあります。DIVERGEもオフロードに行くことや積載が増える事も考慮し、フロントには180mmローターを入れることも可能な設計にしています。

また、ホイールやハンドルといったパーツは、基本的にアルミのパーツを多く採用し、コストを抑えています。タイヤサイズは標準で700×38Cが装着されており、そのままオフロードにも走り出せますよ。

ラインナップ

定価：￥242,000（税込）

サテンレッドウッド/グロスホワイト/クローム/クリーン

店頭在庫サイズ：49cm

グロススレート/クールグレー/クローム/ワイルド

店頭在庫サイズ：52cm

おすすめ用途

グラベルライド

醍醐味と言うか、そもそもの用途と言いますか、まずはグラベルライドです。未舗装路や砂利、河川敷など普段通っている箇所が楽しい遊び場になります。グループで走るも良し、ソロで走るも良しの万能バイクです。休日、1～2時間走るだけで良いリフレッシュ＆フィットネスになりますよ。

通勤

最近運動不足を感じている方、人混みが苦手な方、通勤にもグラベルバイクはおすすめですよ。ロードバイクと違い、タイヤボリュームがありますので、段差や路肩の荒れた路面も大丈夫です。また、油圧ディスクブレーキですので、雨の日も安心して止まれます。

キャンプツーリング

昨今ブームになっているキャンプ。BSFITでも登場する当店専務もキャンプにハマっています。自然を楽しめるキャンプなら、キャンプ場へ行くまでも楽しみましょう。先述しておりますが、積載量はトップクラスであり、荷物も多く持っていけますので、ぜひ検討してみてください。

まとめ

いかがでしたでしょうか。通勤・通学などの日常使い～グラベルライドやキャンプツーリングといった趣味性の高いものまで幅広く対応する「DIVERGE E5 ELITE」。もちろん、平日通勤、休日ライドとしても楽しめます。

タイヤをもっと太くして走破性・安定性を取るも良し、もう少し細くしてスピードを上げるも良し色々なカスタマイズが楽しめるグラベルバイクは人気の高いジャンルになっておりますので、気になる方はお早めにご検討ください。