こんにちは。店長の平井です。
さて、当店もグランドオープンから半年以上が経過し、春に納車させていただいたお客様からホイールの問い合わせがチラホラ。新型の「RAPIDE CLX Ⅱ」・「ALPINIST CLX Ⅱ」をはじめセカンドグレードの「CL Ⅱ」も多方面から問い合わせいただいております。そこで今回は店頭にあるロード用のホイールをご紹介しようと思います。
RAPIDE CLX Ⅱ
「最速から最強へ」この言葉と共に発表、発売されたRAPIDE CLX Ⅱ。昨今主流となっているチューブレスに対応したモデルです。前後でリム形状、リムハイトが異なり一般的なリムハイト65mmのホイールより空気抵抗が少なく、突風を受けたときの安定性がリムハイト50mmのホイールと比べて25%も向上しています。
また、最大空気圧110psiまでに対応したフックドリムを採用し、タイヤビードは確実に保持されます。その上、耐衝撃基準は現在の業界基準のほぼ2倍でありながら、可能な限りの軽さを実現しています。耐荷重は125kgとなっています。
最大空気圧に関して:使用するタイヤ幅が24mm~35mmの場合チューブレス(110psi) チューブド(130psi)、36mm~38mmの場合チューブレス(60psi) チューブド(60psi)
ハブ形状は変更ありませんが、ベアリングは新たに軽量で高強度のSINCセラミックベアリングを採用。フリーハブもDT SWISS のEXPフリーハブを採用しています。
RAPIDE CLX Ⅱ | フロント | リア |
リムハイト | 51mm | 60mm |
リム外幅 | 35mm | 30.7mm |
リム内幅 | 21mm | 21mm |
重量 | 710g | 810g |
金額(税込) | ¥148,500 | ¥203,500 |
RAPIDE CLX
先にCLX Ⅱをご紹介しましたが、こちらも負けず劣らずのホイールです。何と言っても、開発当初チューブレス対応で開発していたにもかかわらず、安全性の面からサポートチームに供給をストップする旨を伝えたところ、チューブドでもいいからレースで使いたいと強く要望されるほどの完成度を誇っていました。そんな強い要望に応える形で、チューブドとして提供し、数多くの勝利をつかみ取ってきたホイールです。
実際にプロがレースで勝てるほどの性能を持つクリンチャーホイール。チューブレスには対応できませんが、重量面、価格はCLX Ⅱに勝ります。エアロ効果を最大限に発揮させながら、1400gと言う軽さも実現させているCLXいかがですか。おそらく、店頭在庫限りとなりますので、気になる方はお早めにご検討ください。こちらの制限体重は109kgです。
RAPIDE CLX | フロント | リア |
リムハイト | 51mm | 60mm |
リム外幅 | 35mm | 30.7mm |
リム内幅 | 21mm | 21mm |
重量 | 649g | 751g |
金額(税込) | ¥143,000 | ¥198,000 |
ALPINIST CLX Ⅱ
こちらもチューブレスに対応した超軽量モデルのALPINIST CLX Ⅱです。Roval史上最も軽量でハンドリング性能に優れ、驚異的なレスポンスを誇る加速、吸い付くようなコーナリング、舗装の悪さを感じさせない秀逸な走りと様々な恩恵を与えてくれるALPINIST CLXにチューブレスシステムまで搭載しました。
最大空気圧は110psi、耐衝撃基準は現在の業界基準のほぼ2倍、耐荷重は125kgとRAPIDE CLX Ⅱと同じ耐久性を兼ね備えてます。これだけの耐久性を誇りながら、前後セットで1,265g (チューブレスリムテープとバルブ15gを含む)と言う軽さを実現させています。
最大空気圧に関して:使用するタイヤ幅が24mm~35mmの場合チューブレス(110psi) チューブド(130psi)、36mm~38mmの場合チューブレス(60psi) チューブド(60psi)
ハブは新開発のLightAFハブが採用。新たなロープロファイルのハブボディと切削ローターマウントを採用し、前作のALPINIST CLXハブから50gの軽量化を達成しました。DT SWISS EXPインターナルとSINCセラミックベアリングを採用し、とても滑らかな回転によるすばらしい効率性と優れた耐久性を実現しています。
ALPINIST CLX Ⅱ | フロント | リア |
リムハイト | 33mm | 33mm |
リム外幅 | 27mm | 27mm |
リム内幅 | 21mm | 21mm |
金額(税込) | ¥143,000 | ¥198,000 |
ALPINIST CLX
こちらも先にCLX Ⅱをご紹介しましたが、RAPIDE CLX同様サポートチームからチューブドでも使いたいを言わせるほど完成されています。
もちろんチューブレスには対応しませんが、前後セットで1248gと言う圧倒的な重量のアドバンテージはヒルクライムなど軽さを求めるライダーにとっては魅力的ではないでしょうか。また、軽量でありながらリムハイト33mmとオールラウンドに使えるホイールとなっています。
ALPINIST CLX | フロント | リア |
リムハイト | 33mm | 33mm |
リム外幅 | 27mm | 27mm |
リム内幅 | 21mm | 21mm |
金額(税込) | ¥143,000 | ¥198,000 |
ALPINIST CL Ⅱ
最上位グレードのALPINIST CLX Ⅱと同じリムを採用し、チューブレス化に対応したALPINIST CL Ⅱ。ハブにはDT SWISS 350ハブを採用し、インターナルにスターラチェットを採用しています。
最大空気圧に関して:使用するタイヤ幅が24mm~35mmの場合チューブレス(110psi) チューブド(130psi)、36mm~38mmの場合チューブレス(60psi) チューブド(60psi)
こちらも耐荷重は125kgと高い耐久性を誇りながら、前後セットで1375g(チューブレスリムテープとバルブ15gを含む)とミドルグレードとは思えないような重量を実現しております。
ALPINIST CL Ⅱ | フロント | リア |
リムハイト | 33mm | 33mm |
リム外幅 | 27mm | 27mm |
リム内幅 | 21mm | 21mm |
金額(税込) | ¥88,000 | ¥126,500 |
RAPIDE CL Ⅱ
最上位グレードのRAPIDE CLX Ⅱと同じリムを採用し、チューブレス化に対応したRAPIDE CL Ⅱ。ハブには36Tスターラチェット仕様のDT Swiss 350ハブを採用しています。
最大空気圧に関して:使用するタイヤ幅が24mm~35mmの場合チューブレス(110psi) チューブド(130psi)、36mm~38mmの場合チューブレス(60psi) チューブド(60psi)
こちらも耐荷重は125kg、重量は前後セットで1590g(チューブレスリムテープとバルブ15gを含む)とこの価格のディープホイールとしては優秀な重量を実現しております。
RAPIDE CL Ⅱ | フロント | リア |
リムハイト | 51mm | 60mm |
リム外幅 | 35mm | 30mm |
リム内幅 | 21mm | 21mm |
金額(税込) | ¥95,700 | ¥135,300 |
TERRA CLX EVO(700C)
どんな荒れた路面でも走破を可能にしてくれ、ロードホイール並みの軽さとMTBホイール並みのタフさに加え、とてもスムーズに回転するTerra CLX EVO。内幅30mmのリムは、2.1インチまでのタイヤをセットして最高性能を発揮します。過酷な路面を制覇するためにおすすめなモンスターホイールです。
重量は前後セット、リムテープとチューブレスバルブ込みで1357gと軽さにも一切妥協せず作り上げられています。
RAPIDE CLX | フロント | リア |
リムハイト | 25.3mm | 25.3mm |
リム内幅 | 30mm | 30mm |
定価:¥308,000(税込)
まとめ
いかがでしたでしょうか。ホイールを交換すると劇的に走りが変わります。「巡航スピードを速くしたい」・「山が楽になるように」・「乗り心地の向上が目的」・「見た目の格好良さ」などなど何を求めて交換するのかは人それぞれです。
例えばエンデュランス系のROUBAIXに軽量ホイールのALPINIST CLXを取り付けるのも良いですし、乗り心地をより良くするためにチューブレスに対応するホイールを選択するのも良いでしょう。
また、軽量グラベルのCRUXにTERRA CLX EVOで太めのタイヤを装着するも良し、RAPIDE CLX Ⅱでチューブレスにして高速巡行を良くするもいいのではないでしょうか。
交換例
どこを走り、何を求めるのか、ホイール選びはライダーそれぞれです。ご不明な点等はスタッフまでお気軽にご相談ください。また、別のブログでホイールにおすすめのカスタマイズも後日ご紹介するので、そちらもお楽しみにしてください。