最近はもっぱら山(オフロード)へ行くことが多くなった店長の平井です。
暖かくなり、早朝肌寒くてもウィンドブレーカーを羽織れば夏用ジャージでも走れるような季節になりました。以前はロードバイクで出かける事が多かったのですが、最近(ここ2〜3年)は短時間で非日常を堪能できるオフロードへ出かける回数が増えました。

まだ、SPECIALIZEDのMy Bikeは入荷待ちなのですが、MTBとグラベルロードを注文中です。届いたら当ブログでもご紹介しますのでお楽しみに。そんな中、今回ご紹介するのはグラベルロードをもっと楽しめるカスタマイズ商品です。
ROVAL TERRA ROAD BAR
長らく欠品が続いておりましたROVAL TERRAのハンドルバーが入荷しました。DIVERGE PRO CARBONにも採用されるSPECIALIZED
きってのグラベルドロップハンドルです。
※私も新車に使うか検討中です。

形状
まず、形状の特徴はなんと言っても角度12度のフレア形状。また、他のドロップハンドルに比べ短めのリーチ、浅めのドロップを採用しています。
フレア形状とはブラケットを取り付ける部分(バー幅)とドロップ部(通称:下ハン)で広さが変わるハンドルの事です。なので、前から見るとハの字の様な見た目になります。グラベルを走る時の安定性UP、コントロール性UPにつながります。

ロードバイクと比べるとスピードを出すよりも、安定性、長時間のライドやオフロードも走ることを想定しております。その結果、前傾姿勢が強くなりすぎないようにリーチ(70mm)やドロップ(103mm)を設計されています。
モデル名 | リーチ | ドロップ |
TERRA | 70mm | 103mm |
RAPIDE | 75mm | 125mm |
SHALLOW | 75mm | 123mm |
HOVER | 75mm | 123mm |
また、人間工学に基づいて設計されたのハンドル上部は、手への圧迫を軽減してくれます。高弾性カーボンファイバーを使用し、最先端の技術で組み合わせることで、卓越した乗り心地、正確なハンドリング、クラス最高の強度、圧倒的な軽量化と様々なメリットを加える事を可能にしました。


拡張性◎
バイクパッキングなどで、フロントバックを取り付けた際にも先述にもありますが、フレア形状のおかげで下ハンを持った際でもブレーキ、バイクコントロールが余裕を持って行えます。また、フロントフォークにぱニアバックをつけた場合でもフレア形状のおかげで安定性が損なわれません。
サイズ展開
▽サイズラインナップ▽
380mm/420mm | 400mm/440mm | 420mm/460mm | 460mm/480mm |
店頭には、400mm/440mm・420mm/460mmを在庫しております。
ROVAL TERRA CLX & TERRA CLX EVO
オン/オフ問わずに走るライダーのニーズに合わせ最先端のパフォーマンスを発揮するために開発された両ホイール。グラベル区間を走ることはもちろんですが、舗装路を全く走らないことはほぼ無いですよね。平地に急勾配、ガタガタ道やダートロード、グラベルバイクならではのライドコースが無数に存在します。
そんなコースを1本のホイールで走破できるとしたら嬉しい限りですよね。それを叶えてくれるのがTERRA CLX & TERRA CLX EVOです。


耐久性
様々なコースを走る上で必要な要素は無数に存在しますが、まずは耐久性です。TERRAのホイールは、SPECIALIZEDのもっとも厳格なオフロード走行テスト基準に合格しております。スポークとリムの交差角度を正確に計測し、その通りにスポーク穴を開けることで、ニップルとリムの間で生じる圧力を完璧に分散させることができます。
重量
それでいて重量にも妥協していません。長距離やヒルクライムで重量は大きなウェイトを占めます。TERRA CLXでは驚異の1300g切りと同等モデルとしては最軽量では無いでしょうか。
モデル名(前後セット) | 重量(リムテープとチューブレスバルブ込み) |
TERRA CLX | 1296g |
TERRA CLX EVO(700C) | 1357g |
TERRA CLX EVO(650B) | 1303g |
リムの設計
リム構造は今までの設計を刷新し、チューブレスで使用することを前提にデザインされました。リム内側の溝を狭めることでビードがリムにピッタリ接触しエアーの補充が簡単です。また、外側に向かって徐々に下がっており、超低圧で使用したとしてもしっかりとタイヤをホールドしてくれます。
TERRA CLX

リム内径25mmで28C〜42Cまでのタイヤに対応可能。もちろん、チューブレス対応でどんなシチュエーションにも対応してくれます。また、28Cで最高90psiまでエアーを入れることが可能ですので、タイヤ幅・空気圧など幅広いニーズに応えてくれるホイールです。
▽ラインナップ▽
モデル名 | 金額(税込) |
TERRA CLX Front | ¥132,000円 |
TERRA CLX Rear(HG) | ¥176,000円 |
TERRA CLX Rear(XDR) | ¥176,000円 |
TERRA CLX EVO
リム内径30mmのワイドリムを備えた”EVO”。こちらは【700C】と【650B】がラインナップされております。700Cのモデルは38C〜47C、650B(27.5)は42C〜2.1インチが対応となります。
▽ラインナップ▽
モデル名 | 金額(税込) |
TERRA CLX EVO 【700C】 | ¥308,000円 |
TERRA CLX EVO 【650B】 | ¥308,000円 |
店頭にはTERRA CLX EVO 【700C】を在庫しております。
シートパック
長時間走る際やデイキャンプなど荷物が多くなった時におすすめなのがOLTLIEBのシートパック。取り付けも工具不要でシートポストとサドルレールに取り付けるのみ。内容量は16.5Lと11Lがラインナップされており、ニーズに合わせてお選びいただけます。
バンジーコードも装備されているので、ウィンドブレーカーなど使用頻度が高いものも中に入れなくて済むので、収納が楽です。内部側面には補強材も入っているので、走行中の揺れも防げます。

モデル名 | 金額(税込) |
シートパック/11L | ¥24,200円 |
シートパック/16.5L | ¥25,300円 |
まとめ
SPECIALIZEDでグラベルといえば「DIVERGE」&「CRUX」ですが、例えばROUBAIXにTERRA ROAD BARをカスタムしたり、AETHOSにTERRA CLXをはめて30Cのチューブレスタイヤにカスタムしたり色々な仕様で楽しめます。
私も自分のバイクが入荷待ちのこの時期は色々な妄想が膨らみます。今後はスペシャライズド熊本としても、オフロードイベントを実施していく予定ですので、お楽しみにお待ちください。
